自分が浮気をした、DVをしてしまったと、自分の非が多い場合でも離婚したくないのならどのように相手に接していけばよいのか悩むところです。
そこで、自分が悪い場合の離婚回避法について考えてみましょう。
自分が悪いのは浮気をしたから、という場合の離婚回避の対処法
自分で離婚危機の原因を作っておきながら離婚したくないというのは本来ずるいやり方でもあるのですが、子供に会えなくなる寂しさや家族が崩壊してしまうことの恐ろしさに比べたら、相手になじられ責められる方がよっぽどいいと思う人は結構な数でいるのではないでしょうか。
離婚に至ってしまっている原因が女性問題、つまり浮気である場合に離婚したくないならどう対処していけばよいのでしょうか。
まず、自分に100%非があり、自分が悪いということを認めましょう。
間違っても「自分をかまってくれないから」と相手のせいにするような発言をするのは避けましょう。
そして、その浮気相手との関係はきちんと清算してもう二度と同じ過ちを繰り返さない、浮気をしないことを誓うようにしましょう。
必要であれば誓約書を書くのもおすすめです。
今回のことで自分がどれだけ反省し、一時的な気の迷いで離婚されるとわかった時に家族のことが大切なのか分かったことをしっかりと伝えて相手の気持ちのほとぼりが冷めるまではしっかりと謝罪を続けて行くように心がけましょう。
自分が悪いのはDVをしたから、という時の離婚したくない対処法は
喧嘩がエスカレートしすぎて、つい手が出てしまったということは長い結婚生活を続けている夫婦であればあってもおかしく経験と言えますが、DVは立派な離婚理由となってしまいますので、たとえ一回でもその事実があるなら離婚されてしまってもおかしくはありません。
しかし、そもそも離婚したくないのですからDVの事実があっても何とか離婚されないようにする必要があります。
やはり離婚の場合にも、自分が悪いことを認めるのは大前提です。
特にDV問題は浮気や不倫問題とは違い、相手は一度あなたに対して恐怖という感情も持ち合わせてしまっていますので、また喧嘩したときにいつDVされるか、という恐怖と闘いながらあなたと一緒に過ごしていかなければならないのです。
そのため、浮気や不倫をした後謝罪して夫婦関係を修復するよりも、DVをした後で夫婦関係を修復する方が大変だと思われます。
たとえ、関係修復に時間がかかったとしても自分はそれだけのことをしてしまったのだと自覚し、以前のような信頼関係を取り戻せるようになるまで努力していくしかありません。
収拾がつかない場合には別居もあり?
「自分が悪いのに離婚したくないなんて何様?」と、相手の怒りがなかなか治まらずに夫婦仲の修復が全くできないこともあります。
それだけ相手は怒り心頭でありなかなかあなたを許す気にはなれないのでしょう。
その場合には、少し距離を置くのも一つの手段かもしれません。
本来であれば、離婚回避をしたいなら別居するのは絶対にNGなのですが相手がなかなかあなたのことを許してくれないのだとしたら相手の気持ちが落ち着くまで離れていた方が良いのかもしれないのです。
もちろん、別居している間も連絡を取り合うのは必須ですが、別居して一人(子供がいれば二人ですが)になって冷静に考えた時やはり家族の幸せのために離婚はするべきではないという結論に至ればよいのですから、寂しさやそのまま離婚してしまう不安はあったとしても、あなたに傷つけられた相手の気持ちを考えて別居してみるのも離婚回避の選択の一つと言えるのではないでしょうか。