恋愛結婚で結ばれて周りに祝福されながら結婚した夫婦でも、夫婦仲を良くするように努力していかなければそのまま離婚へと発展してしまっても仕方ないと言えます。
これからも末永く一緒に結婚生活を送りたい、離婚を回避したいと考えているのであれば、離婚回避するための3つの提案について考えてみるのがいかがでしょうか。
提案その1:しっかりと会話をしよう
会話は夫婦間だけでなく親子間、そして一般的な人間関係においても非常に大切なものですが、夫婦仲が険悪な状態になっている夫婦の場合しっかりと会話をしていないことが離婚寸前の状態になっている原因となっていることが考えられます。
離婚を回避したいのであれば、夫婦間での会話を増やすように心がけることをおすすめします。
会話と言っても、ただ話をすればよいというわけではありません。
夫婦間で真剣に話し合ったのはいつのことだったか覚えているでしょうか。
子供のこと、あるいは用事がある時以外は特に夫婦間で会話をすることはほとんどないのではないでしょうか。
会話をしなければ、相手が何を考えているかもわからないだけでなく、自分が相手に対してどう思っているのか、どんな考えがあるのかも理解されません。
つまり、会話をしないことはお互いの意思の疎通が出来ないこと、離婚への第一歩につながってしまう可能性があるのです。
普段から会話が足りていないと感じる人は、今からでも遅くはありませんので夫婦間で会話する機会を作りましょう。
家の中ではなかなか難しいという人は、外で喫茶店やレストランなどでコーヒーを飲みながらあるいは食事をしながらでも良いのです。
そして、できることなら子供の話だけではなく自分たちのことについて話し合っていくとなお良いと言えます。
提案その2:スキンシップを取る
夫婦関係が悪化してからなぜそうなってしまったのかを考えるのと同時に、結婚相手と最後にスキンシップを取ったのはいつだったのか思い出せる人はどれくらいいるでしょうか。
もちろん、夫婦それぞれの在り方があるので中にはあまりべたべたするのが好きではなく結婚当初からあまりスキンシップを取らなかったという夫婦もいるかもしれません。
しかし、スキンシップをすることは夫婦にとって非常に大切なことでもあるのです。
家族や愛する人の身体に触れると、相手を愛しいと感じる脳内物質の一つであるオキシトシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは、母親が赤ちゃんを抱っこしたり授乳する時にも分泌されるホルモンなのですが、スキンシップを取ることでも分泌されるのです。
そのため、夫婦間でスキンシップを取ることによってオキシトシンが分泌されるため、相手に対する愛情が復活して夫婦仲の修復に役立たせることが出来ると言えます。
スキンシップと言っても、キスをしたりハグするだけでなく、手をつないだり肩に触れたりするだけでも良いのです。
相手の体に触れることによって相手を愛しいと思う感情を呼び起こすことが出来ればよいのですから、離婚を回避したい、夫婦円満に過ごしたいと考えているのであれば少しずつでもよいのでスキンシップを取っていくように努めていきましょう。
提案その3:独りで悩まず夫婦ともに幸せに生活できるように努力しよう
離婚危機にまで発展している場合、つい自分一人で悩んでしまい収拾がつかなくなってしまう人もいると思われますが、結婚生活における夫婦間の不仲はDVや浮気などの片一方に大きな責任がない限り夫婦の問題となります。
そのため、一人で悩んでいてもいつまでも解決しないのは当然と言えます。
また、夫婦が不仲になったことをどちらか一方に押し付けて自分を正当化するのも良くありません。
離婚したくないからと、離婚を回避したいがために「絶対に離婚しないからな!」と話し合いをすることもなく相手に押し付けても良くないと言えるでしょう。
相手の意見を受け入れずにただ押し付けるだけでは、相手はやがて自分から離れて別居してしまうこともあるかもしれません。
別居は離婚への最短距離でもありますので、それだけは避けるようにしたいところです。
まずは夫婦間で本音で話し合い、今後自分たちが円満に結婚生活を続けるためにはどうしたら良いのか、離婚を回避したいのであればその辺のことまできちんと考えながら話し合っていくのが望ましいと言えるでしょう。
夫婦間の問題を一人で悩んでいても先には進みません。
必ず夫婦で話し合い、この先末永く仲良く暮らしていくためにもどうして行くのが良いかを考えながら離婚回避に役立てていけるように努めてみるのが良いのではないでしょうか。